頭部CTでは丸い筒の中に頭を入れて行われます。この筒の中から、患者様の頭の周りを一周するようにエックス線が照射することで、頭の中を輪切りにしたような画像が得られます。
頭部CT検査では、頭部外傷(頭蓋骨骨折や外傷性頭蓋内出血の有無)・脳出血・くも膜下出血などを迅速に診断することが可能です。
CT検査
Medical
CT検査
Medical
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当院では患者様の生活に寄り添い、患者様のニーズを満たしていくために、
検査・診断・治療のプロセスをワンストップでご提供できるマルチスライスCTを導入しています。
CT検査では、X線を人体に回転させながら照射し、透過してきたX線の強弱を検出器で収集して、得られたデータをコンピュータで解析・計算して、様々な画像を作成することができます。この検査では体の輪切りの断層写真が得られ、画像処理をすることにより、色々な方向からの断層写真や3次元画像を得ることが可能です。これにより通常のレントゲン撮影では見つけにくい病気の早期発見や精密診断が可能となります。
当院では、低被ばく撮影を可能とした高性能マルチスライスCT装置「Aquilion Start」を導入しています。
頭部CTでは丸い筒の中に頭を入れて行われます。この筒の中から、患者様の頭の周りを一周するようにエックス線が照射することで、頭の中を輪切りにしたような画像が得られます。
頭部CT検査では、頭部外傷(頭蓋骨骨折や外傷性頭蓋内出血の有無)・脳出血・くも膜下出血などを迅速に診断することが可能です。
キャノンメディカルシステムズHPより抜粋
胸部CTでは5~10秒ほど息止めをしっかりと行うことで肺の状態を細かく調べることが可能です。肺に含まれる気管、血管、そして空気を最もきれいに観察できる検査です。
1回の撮影であらゆる角度から観察可能な画像を得ることができ、より細かい画像を作成することで様々な角度から観察することが可能です。
腹部CTは、肝臓や胆嚢、膵臓など内視鏡で観察できない腹部臓器の病変を診断する際に有効です。肝臓がん、胆道がん、膵臓がんなどの腹部臓器原発の悪性腫瘍がないかどうか、もしあった場合それがどの程度進展しているか、腹部リンパ節に転移していないかなどが分かります。
また、何らかの原因により急性の腹痛が生じた際にも、その原因となる消化管穿孔、イレウス、胆石、胆嚢炎、膵炎、尿路結石、解離性大動脈瘤、膿瘍などが見られないかを診断する際にも用いられます。
内容 | 1割負担 | 3割負担 |
---|---|---|
CT検査 | 1,470円 | 4,410円 |
※上記費用に診察料が別途かかります。
CT検査は、X線を使って検査を行いますので、撮影部位にある金属類など、事前に取り除いていただき、検査着に着替えていただきます。また、検査前に食事の制限や薬の服用など、ご協力いただくことがあります。
撮影部位に金属がある場合、服を着替えてもらったり、差し歯やアクセサリー類を外してもらう場合があります。
これは、診断により良い画像を撮影するためです。そのため、貴金属類をなるべくつけないでご来院ください。
検査前に上記の物がないかチェックさせていただきます。
その際に上記の物は取り外していただくか、脱いでいただくことになりますが、検査着を用意していますのでご安心ください。検査当日は、脱着しやすい服装でお越しください。
上腹部の検査は、絶食で検査することがあります。
ペースメーカーもしくはICD(埋め込み型除細動器)の本体にX線が連続的に照射されると、本体の作動に影響を及ぼすことがあります。ペースメーカーもしくはICDを装着されている患者様は、検査前にその旨をスタッフに申し出てください。また、検査を受ける際は、ペースメーカー手帳を持参するようお願いします。
CT検査では、人体にX線を照射するため、放射線被曝は避けられません。ですが、一度の検査で人体に影響を及ぼすほどの被曝はありませんので、安心して検査を受けられてください。また、妊娠中または妊娠の可能性がある方は、その旨をスタッフに申し出てください。